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CASE011:総合エネルギー物流企業の次の主幹事業につながるDX事業創成支援

  • DX事業創成とチームビルディングを支援するタスクフォース

     背景 | 課題 

    • カーボンニュートラルにより主幹事業である石油輸送からの転換が急務
    • 企業全体のデジタル化の遅れをキャッチアップしたい
     

     アプローチ 

    • アイディエーションの伴走支援をするDXワークショップ
    • アイデアの事業化計画を伴走支援するDXタスクフォース
    • プロトタイピングの伴走支援
     

     効果 

    • 課題ドリブンで事業発想をしたことで “本当に必要とされる” 事業案を醸成
    • カーボンニュートラルや人員不足問題といったビックイシューへの対応
    • 投資回収を見据えたリーンスタートアップによるデジタル化計画
    • グループ内連携を推進し利益創出を最大化

    今取り組むべき事業の方向性を定義

    クライアントは、石油製品の内航輸送を主体とした総合エネルギー物流企業。世界的なカーボンニュートラルへの取り組みによって、主幹事業からの転換が求められていました。今までも新規事業開発や事業のデジタル化を推進されてはいたものの、アイデアの創出だけに終わってしまい、なかなか実現化しないという悩みを抱えていました。そこで、私たちはワークショップを実施。自社らしさを定義し、「アセットを上手く活かした事業アイデア」という方針を定め、社内外へのヒアリングを通じた課題起点によるビジネスデザインを進めることになりました。

    議論を視覚化しコミュニケーションギャップを取り去る

    タスクフォースでは、複数の事業会社(グループ企業)からの選抜メンバーによる混成チームが組まれました。それぞれ同じ物流を担っていても、海は船、陸はローリーといった具合に、異なる専門性や文化があり、当初はなかなか意見交換が行われない状態でした。そこで私たちは、知見や文化を共有化するフレームワークを使うことで、議論を活性化していきました。そして、グループ全体が抱えている共通課題は何か?を明言化することにより、チームとしての一体感を醸成していきました。

    知見や文化を共有化するフレームワーク

    伴走支援と自走支援

    私たちのミッションは、事業開発を伴走支援するのと同時に、クライアント企業がいずれ自走(自分達で事業立ち上げを実行)できる様に促すことでもあります。事業開発の度に戦略部分を外注に頼っていては、実行段階で立ち消えになるというのは想像に難しくありません。タスクフォースでも、市場規模の算出や採算性の検証といったところまで自分達で仮説を立て、それを証明していきました。このように自前主義で事業計画を練っていったことで、自ずと無理なく実現できるリーンスタートアップという方針がまとまっていきました。

    MEMBER

    WorkshopDesigner
    TETSUYA TOMOMATSU (POINT EDGE Inc.)
    Facilitator
    TARO KAWAZOE (POINT EDGE Inc.)
    TOSHIKI KUWABARA (POINT EDGE Inc.)

    本文内の役職や所属は、プロジェクト当時のものです。

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