背景 | 課題
- クライアントは大手製造業で、自社事業・技術とスタートアップのオープンイノベーションを牽引する部門
- 社内外のステークホルダーに対して、自身の存在・活動を適切に伝え、活動をさらに加速させる手段・手法を模索されていた
アプローチ
- 対話型アプローチ*によるブランドアイデアの「言語化」「人格化」
- クライアント巻き込み型のアイデンティティ構築・浸透アプローチ
- デジタルツールとアナログの手法を組み合わせたオンラインワークショップ形式のプロジェクト進行
効果
- ブランドコンセプト、VIなどのブランドアイデンティティの確立
- ロゴ、タグライン、ブランドステートメントなどVI開発
- 紹介資料などコミュニケーションツールの制作
- メンバー自身が深い理解を持ってブランドを語れる、アイデンティティの浸透
活動を加速させる手段としての「ブランディング」
クライアントは売上規模4兆円の大手製造業のオープンイノベーション部門で、各事業本部とスタートアップの連携・共創を通したオープンイノベーションを牽引する部門です。そこでは各スタートアップなどのパートナー企業との”橋渡し”をする役割を担っており、事業本部単独では難しかった「これまで発想できなかったアイデア」を生み出し、実現へ導く活動を行っています。その活動は、単なるマッチングに留まらず、「社内の課題の熟知」にはじまり、「社外とのネットワークの構築」「社外技術の熟知」、「社内と社外のカルチャーギャップやコミュニケーションの調整」など広く深く、時に泥臭い活動を伴います。
すでに勢力的に活動を行ってたクライアントメンバー。弊社にご相談いただいたのは、Webメディアなどを通じて発信をはじめたタイミングでした。ただ同時に、社内外様々なステークホルダーに対して適切にコミュニケーションを行う必要性を感じはじめていた時期でもありました。数多あるオープンイノベーションプログラムや活動とは一線を画す自身の存在・活動を伝える必要があったのです。
そこで私たちが提案したアプローチは「自分たちは何者なのか」「何を目指しているのか」「どのような活動を行っているのか」といった、クライアント部門のアイデンティティを再定義していくブランディング。本質的な内容に立ち返るアプローチに共感いただき、プロジェクトがスタートしたのです。