背景 | 課題
- 代理店モデルを採用しており顧客とダイレクトなコミュニケーションができない
- 顧客情報を保有していないため計画業務が脆弱化
アプローチ
- 社内課題を共有するワークショップを通じて「今取り組むべき課題」を明言化
- 社内外インタビューを実施しユニークバリュープロポジションを定義
- スイムレーンチャートやカスタマージャーニーマップを使ったプロトタイピング
- システム化構想やWeb開発計画から月次計画ロードマップを作成
効果
- 社員同士の認識を共有化することによる推進チームの意識づけと教育
- 社内外インタビューによる課題発見・アイデアの客観視
- 投資回収を見据えたリーンスタートアップによるデジタル化計画
- 具体的なサービスデザインと実行プラン
- 社内外説得のための計画資料化
ボトルネックを解消する「守りのDX」と「攻めのDX」
クライアントは、自動車、産業機械、食品機械、家電などあらゆる分野で技術の発展を支える潤滑剤の製造メーカー。販売戦略に代理店モデルを採用していることから、顧客情報にアクセスする事ができず、計画業務が脆弱化するという課題を抱えていました。そこで私たちは、社内の認識合わせをするワークショップを実施。若手社員から経営層まで、全社的な課題意識を構造化することで「今取り組むべき、一番大事な課題」を明確にしていきました。その結果、バリューチェーンのデータを一元管理することで正確な販売予測を得る「守りのDX」と、新しく会員サイトをローンチして顧客情報を獲得する「攻めのDX」の両方向からDXを推進することになりました。