例えば、 “世の中のサービスや製品を評価するために重要なことは?”という質問。10年前であれば、「製品(サービス)が実現する<機能>」と声が返ってきたでしょう。しかし、最近では「製品・サービスを通した体験」という答えが返ってきたりします。
現在、多くの製品・サービスの多くは一定の品質レベル、コストパフォーマンスをクリアし、高いレベルでコモディティ化しています(代表的なものが電化製品)。そのため、<存在>に価値はなく、提供する<体験>が価値として評価される場面が増えました。
そして、1つの製品(サービス)を取り巻く体験はさまざま。体験と性能との違いは、ストーリーであり、メッセージです。この考え方が製品・サービスを<提供する>側、<提供される>側両方のコンセンサスになってきました。そんな背景もあり、よりビジネスとデザインを切り離して考えられなくなってきました。
本イベントは、UXデザインを得意とする株式会社セカンドファクトリー、ビジネスデザインによる新規事業支援を手掛ける株式会社POINT EDGEの両社から有志メンバーが発起人となり、ビジネスデザインとUXデザインについて、現場担当者が考えるべき領域などについて議論を深める場です。
◉イベントの主旨
・狭義のUXデザインの捉え方を広義のデザインにアップデートすること
・UXデザインの根幹であるビジネス全体の構造や仕組み「ビジネスデザイン」を知ること
この取り組みに「Business Design × UX Design = BDUX」と名付けました。
事例や実践の結果を共有する場を通年で設計し、隔月のイベント/勉強会の開催を目指します。
ぜひ、賛同された皆様の参加をお待ちしております。
◉こんなヒトにおすすめ
・企業のビジネス戦略担当者
・組織デザインの担当者
・デザインマネジメントに興味ある経営者