今回のテーマはマーケティングDX。マーケティングにおけるDXの基礎知識と先進的な事例を交えてポイントを語りました。イベント時の発表内容を一部抜粋してお送りします。フルバージョンはYoutubeよりご覧ください。
DXとは、デジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものをへと変革することと、と弊社では定義して、みなさまへの伴走支援を行っています。デジタル技術はあくまで、変化・変革のための手段であり、目的ではないですよというのを必ず説明しています。
それでは、マーケティングDXとはデジタルマーケティングと何が違うのでしょうか。 デジタルマーケティングは、インターネットと、デスクトップコンピュータ、携帯電話、その他のデジタルメディアやプラットフォームなどのデジタルテクノロジーを利用して製品やサービスを広告し、また直接販売へ導くマーケティングの手法です。 つまり、マーケティングの手法のひとつです。
一方マーケティングDXは、デジタル技術でマーケティングを変化変革することです。また、マーケティングDXは、デジタルと非デジタルの領域を全てが対象になります。
モバイルアプリ「Coke On」はアプリをユーザーが自販機にかざして購入すると、15本購入で1本無料になるサービスを提供しています。
「自販機でもスタンプが貯まって無料特典をもらえる」という新しい顧客体験の変革を実現することに成功しました。
リピーターによる売上アップはもちろん、アプリで無料チケットを配るサービスで、効率的なサンプリングが実現するなど新しいマーケティング施策にもつながっています。
アプリで収集したデータをもとに、顧客の好みにあうコンテンツやクーポンを配信するサービスも可能になるなど、アプリで取得できるユーザーの購買データ、アプリ内やオンラインメディアでの行動データをマーケティングやビジネスの意思決定に活用しています。
ホームセンターのカインズは新会社を立ち上げ、デジタル内製化へ舵を切ることで開発からマーケティングまで一気通貫した施策実行が可能となりました。
オウンドメディアを活用した新規デジタルユーザーの獲得と店舗での会員キャンペーンを併用してデジタル会員の拡大を図りました。
非会員の獲得から非デジタル会員のデジタル化、さらに利用頻度の向上を図りLTVを上げる(顧客育成)を戦略実行しています。
エモーショナルな体験をデジタルで提供するため、アプリで事前に欲しい商品が店舗にあるかわかるようにしているなど、オンラインとオフラインを繋ぐ新しい顧客体験を生み出しています。
これらのマーケティング施策から見えてくるのは良質な顧客体験をいかにつくりだすことが大切かというのが鍵になっていることです。
良質な顧客体験で差別化(CX)していくことは、あらゆる接点で顧客満足(CS)に影響を与えてくるので、「良質な顧客体験を与える」ことを基準にマーケティングDXを推進していくことが重要です。
2022年11月28日にBUSINESS EDGE #07 を開催します。テーマは「Web制作におけるファシリテーションの役割」
Web制作の現場で起こる様々な認識のずれ、やりたいことはたくさんあるのに予算は少ない、ヒアリングしたのにゴールが違う、要件が固まったと思ったら直前でどんでん返し、といった様々な問題を解決してくれるスキルの1つ「ファシリテーション」。Web制作におけるファシリテーションの役割と効果、ちょっとしたことで上手くいくTipsなどをご紹介いたします。
悩みの多くは店舗DXに必要なビジネス・テクノロジー・インテリアデザインの分断にあります。POINT EDGEはこの3つの要素を横断した視点でそれぞれのお悩みを、解決・実行支援をします。ぜひお気軽にご相談ください!
●アウトプット例●
・パーパスの定義
・コンセプトデザイン
・UXデザイン
・ソリューション選定・開発
・UIデザイン
・ブランディングデザイン
・空間デザイン
詳細・お申し込みは以下よりご覧ください!